WWE行きの噂のあった紫雷イオが、首の治療のために長期欠場を発表しました。今後はどうなる?
東スポ 2017.6.22
■紫雷イオが首の負傷で長期欠場
6月21日(水)女子プロレス団体スターダムの後楽園ホール大会が行われ、紫雷イオのワールド・オブ・スターダム王座に岩谷麻優が挑戦。試合は岩谷が勝利して新ワールド・オブ・スターダム王者に。そして紫雷イオは1年半守り抜いたワールド・オブ・スターダム王座から陥落してしまいました。
そして翌日22日(木)、紫雷イオは以前から痛めていた首の治療と療養のために、しばらく欠場する事を発表しました。復帰時期は7月に行う精密検査の結果をもって決める事となるそうです。
紫雷イオが長期休養表明!
本日、午後4時よりスターダム事務所で紫雷イオが会見を行いました。首の状態が芳しくなく昨日の試合をもって、しばらくの間休養することを発表。来月、早々に精密検査を行い状況次第で復帰の時期を考慮します。 pic.twitter.com/h1s7shm5Xx
— スターダム/STARDOM (@wwr_stardom) 2017年6月22日
以前からWWEに移籍するのではないかとの噂のあった紫雷イオ、しかし東スポによると、スターダムのロッシー小川社長も21日後楽園ホール大会を最後に退団する事は無いと話しているそうです。
今まで紫雷イオのWWE移籍を報じてきたレスリング・オブザーバーによると、WWE移籍には合意しているが、実際いつからWWEでスタートするかはまだ決まっていないそうです。どうやら6月21日の後楽園ホール大会が紫雷イオのスターダム・ラストマッチになるという予定もあったのそうですが、22日の会見でも退団は発表されておらず、少なくとも紫雷イオはスターダムで復帰する事になるようです。
そしてもし本当にWWEと契約するのであれば、それは首の怪我が治った後になると思われます。
仮にWWEと契約する事になると、選手は必ず契約の前にメディカル・テストを受ける事になっています。そしてWWEと契約するにはこのテストをパスしなければなりません。昨年WWEに復帰する予定だったシェルトン・ベンジャミンは肩の回旋筋腱板の負傷が発覚したので、WWEとの契約は流れてしまいました。過去にはウィリー・マックやナイジェル・マッギネスがメディカル・テストをパスできずに契約に至らなかった例もあります。
しかしこれが絶対という訳でも無く、WWEが特別だと思った選手には必ずしも通常のルールが適応される訳ではありません。中にはメディカル・テストの結果が出る前に契約を締結させてしまう場合もあります。(※ケビン・オーエンズがそうでした。)
また以前今年いっぱいで引退するのではないかとの話のあったワールド・オブ・スターダム&ワンダー・オブ・スターダム王者の岩谷麻優ですが、現在では引退の話は無く、今後もレスラーを続けていくようです。
そして先日スターダムを退団した宝城カイリは、今週WWEに合流する事が予定されているとの話も。
(情報:東スポ/Wrestling Observer)