[プロレスリング・ノア] 新日本プロレスとの関係は業務提携だった

エストビー社へと事業譲渡が行われたプロレスリング・ノア、以前ノアは新日本プロレスに買収された、資本提携ではないかとの噂がありましたが、どうやらそれは違っていたようです。


週刊プロレス 2016.11.9
ノアと新日本プロレスの関係

2014年12月20日(土)新日本プロレス 後楽園ホール大会の第5試合終了後、反則裁定で敗れた飯塚さんは矢野を襲い、鈴木軍のメンバーも飯塚さんに加勢するが、そこにNOAHの丸藤正道&TMDKの3人が矢野救出に現れる。これがキッカケで2015年の1.4東京ドームを経て1月10日(土)プロレスリング・ノア 後楽園ホール大会に鈴木軍が乗り込む事になりました。ノアに乗り込んだのは鈴木軍だけでは無く、この後当時ノアに参戦していたスペル・クレイジーはメキシコで受けたインタビューで、新日本プロレスのブッカーの1人、邪道もノアでメイン・ブッカーとしての役割を行っていて、外国人選手は新日本プロレスからブッキングされていると発言した為に、新日本プロレスがノアの株を取得し、買収、もしくは資本提携をしたのではないかとの憶測が広まりました。
結局新日本プロレスとノアの関係は明確にされる事は無く、2016年11月1日(火)にノアのプロレス事業はエストビー社へ譲渡される事が発表されました。

そして11月9日(水)発売の週刊プロレスに、新しくノアの会長となった内田雅之氏(元全日本プロレス代表取締役社長)のインタビューが掲載され、新日本プロレスとノアの資本提携を否定し、実際は株、経営支配権の取得の無い業務提携だった事を明らかにしました。しかしエストビー社への事業譲渡が行われたのは、ここ1〜2年でノアの業績が悪化し債務超過に陥っていた為にノアは東京商工会議所に相談しながら自力での再建を目指していたが、10月下旬に丸藤正道が内田氏に相談。最初は一緒にスポンサー探しを行っていたが、11月3日(木)・4日(金)の後楽園ホール大会が行えない状況にまで経営が悪化していた為だったそうです。しかし事業譲渡は内田氏から打診した訳では無く、ノア側の判断だとのこと。

エストビー社は11月7日(月)に社名をノア・グローバルエンタテインメント株式会社に変更しています。債務超過となっている株式会社プロレスリング・ノアの処理に関しては、同社の代表取締役社長だった田上明氏が何とかするとのこと。
また内田氏は、今までノアの選手の契約は3〜4ヶ月契約で、今後は1年契約になる事も明らかにしています。

そして今後のノアと新日本プロレスの関係については、今までの関係は旧会社とのやりとりなので、今後に関しては新会社と新日本プロレスで協議する事になるそうです。

(情報:週刊プロレス)


ここ1〜2年でノアの業績が悪化って言ったら、タイミング的に鈴木軍&邪道のせいみたいに聞こえますよね。あとスペル・クレイジーは買収と言うより協力関係って最初から言っていましたね。