昨年末でROHとの契約が終了したカイル･オライリー、結局結局更新する事なくROHを辞めてしまいました。しかし次に向けてはまだ明らかになっていないが？
Wrestling Observer 2017.3.15
■カイル･オライリーの最新の状況
昨年12月4日のROHファイナルバトルPPVでROH世界王座を戴冠したカイル･オライリーは、今年の1.4東京ドームで行われたROH世界王座戦でアダム･コールに敗れてしまい、ROH世界王座から陥落してしまいました。
オライリーのROHとの2016年12月末で終了していたので、1.4東京ドームの後、オライリーはROHに登場する事無く辞めていきました。
オライリーのその後の動向に関しては確実な情報がありませんでした。オライリーもインタビューで今後に関しては分からないと話していましたが、WWEからオファーがあった事はほぼ確実だとみられています。
しかしオライリーとWWEの状況に進展は見られないままで、どうやら今後はインディ団体に出場していく事になるようです。
レスリング･オブザーバーによると、WWEはオライリーにオファーをして合意にまで達していたが、WWEはどうやらそのオファーを取り下げてしまったそうです。どうやらROHの親会社のシンクレアが引き抜きの事態を察知して、警告書を送っていたようです。
そしてROHもオライリーを復帰させる事を考えていない為、現状オライリーはどこにも行く事ができず、無い宙ぶらりんな状態だそうです。
という事でオライリーはしばらくインディ団体に出場する事になります。もしかしたらオライリーはWWEに行く前に、新日本プロレスに出場する事を考えていたかもしれません。しかし現状のROHとオライリーの関係を考えると、ROHと提携している新日本プロレスに出場できるかは不明です。
また2月11日でROHを辞めたドノヴァン･ダイジャックもオライリーと同様な状況にあるそうです。
そしてオライリーのタッグパートナーだったボビー･フィッシュが、3月27日以降インディ団体のブッキングを受け付けると発表しました。フィッシュもオライリー同等2016年末でROHとの契約は終了していましたが、その後3月27日までの短期間の契約をしていました。
どうやらフィッシュは3月27日でROHを辞めるつもりのようです。実は少し前フィッシュはインタビューで、レッドラゴンの再結成をほのめかしていました。おそらくフィッシュもオライリーと一緒にWWEに行く予定だったかもしれません。しかしWWEは突然オファーを取り下げてしまいました。
状況が落ち着いた後、WWEは再度オファーをするかもしれません。
(情報：Wrestling Observer)
ROHはWWEに比べたら小さなインディ団体ですが、シンクレア･グループはWWEよりも大きな会社なので、WWEも問題は起こしたくは無いでしょうね。シンクレア･グループも以前よりROHに力を入れる気になったようです。でもアンセムがTNAにしている事よりは、規模が小さいそうですが……。
