[ROH&新日本プロレス] アダム・コール、ROHとの契約が終了しフリーエージェントに

以前から噂にあった通り、ROHとの契約が終了したアダム・コールは、ROHとの契約を延長しなかったようです。


PWInsider 2017.5.1
アダム・コールがフリーエージェントに

3月10日(金)ネバダ州ラスベガスで開催されたROH 15周年記念PPVで、当時ROH世界王者のアダム・コールはクリストファー・ダニエルズを相手に防衛戦を行いました。試合はダニエルズを裏切ってバレットクラブ入りしていたフランキー・カザリアンがダニエルズに加勢、そして劣勢だったダニエルズは息を吹き返し3連発のベスト・ムーサルト・エバーで逆転勝利。コールはROH世界王座から陥落する事になってしまいました。

実はアダム・コールの契約期間は4月30日(日)までだったので、この事によりコールはROHとの契約を更新しないのではと思われていました。PWInsiderによると、コールの契約は4月30日で延長すること無く終了したそうです。なのでコールは現在フリーエージェントとなっています。
しかしコールは5月12日(火)ニューヨークで行われる新日本プロレス&ROH合同興行のPPV大会で、棚橋弘至とシングルマッチで対戦する事になっています。今のところコールがROHに出場する事が明らかになっているのはこの日のみですが、今後の大会も出場する可能性はあるかもしれません。

コールは以前からWWEに移籍する事が噂されていました。コールは過去にWWEのトライアウトを受けていたが、まだ若過ぎるという理由で合格には至りませんでした。(※このトライアウトにはブラウン・ストローマンもいて、ストローマンが注目を集めてしまったせいもあるそうです。)
しかしWWEからの評価は高かったので、27歳となったアダム・コールにはもう若過ぎるといった問題は関係無いようです。

ただ最近になってWWEも状況が変わり、他団体との契約が終了した選手とは、90日間は接触しないというルールができたとの話があります。これは昨年末でROHとの契約が終了し、今年の1.4東京ドームでコールからROH世界王座を失いそのままROHを退団する事となったカイル・オライリーにキッカケがあります。ROHはWWEに対し、契約期間が終了する前にオライリーと交渉を行ったとして警告書をWWEに送っていたとの話があるからです。(※警告したのは親会社のシンクレア・ブロードキャスト・グループとの話もある。)
WWEはこの件により、オライリーへのオファーを取り消したそうです。その後ドノヴァン・ダイジャックやリオ・ラッシュもROHから去って行きましたが、WWE行きの噂のある彼らもオライリーと同様にWWEとはまだ契約していません。

コールは7月末からWWEとの交渉が可能となる為、WWEとの契約は8月以降となる可能性があります。それまではインディ団体やROHに登場する事は考えられます。

(情報:PWInsider)