IC王座のベルトを破壊して、棚橋弘至への挑発を続ける内藤哲也。それに対し棚橋はついに口を開いた。
東スポ 2017.5.31
■棚橋弘至、内藤哲也に物申す
5月5日(金)新日本プロレスは、6月11日(日)のドミニオン in 大阪城ホール大会で、内藤哲也のIC王座に棚橋弘至が挑戦する事を発表しました。しかし5月14日(日)米国フィラデルフィアで行われた新日本プロレス&ROHの合同興行で棚橋は右腕を負傷、帰国後検査した結果、右上腕二頭筋腱遠位断裂と診断されドクターストップなってしまう。
棚橋は6月9日(金)のRoad to ドミニオンで復帰し、予定どおり大阪城ホールで内藤のIC王座に挑戦する事となっているが、内藤は度重なる不満がついに爆発し、ベスト・オブ・スーパージュニア24のツアーで遂にIC王座のベルトを修理不可能なまでに破壊してしまう。さらに内藤は棚橋のエアレターでの挑戦表明、そして怪我をしても会場で挨拶をしない事に対し不満を口にしていました。
そんな内藤に対し、棚橋は5月31日(水)に掲載された東スポの記事で反論、内藤のベルト破壊行為に対し “安っぽく見える” と言い、さらに内藤の要求が通らない事に関しては、内藤には “まだその価値がないから。たくさん発言しているだけでビジョンを見せていない。” と指摘した。
また棚橋は自身の怪我についても触れており、昨年は左肩剥離骨折と二頭筋断裂だったのに対し、今年は右上腕二頭筋腱遠位断裂だけなので、大丈夫では無いものの調整はうまくいっていると話しています。
さらに内藤は自身が勝利した場合IC王座の封印、もしくは返上を宣言しているが、これに対して棚橋は “そういうのはIC王座の記録に挑んでから言うこと、結局ベルトのせいにしてるだけ。” と言い切った。
結局IC王座のベルトはあれだけ破壊されてしまったので、大阪城ホール大会が最後の登場となってしまうかもしれない。そして内藤自身もIC王者として最後の試合になる。内藤は米国スポーツ・イラストレーテッドのインタビューで、IWGPヘビー級王座への関心についても話している。そして大阪城ホール大会の後は米国大会を挟んでG1があるので、内藤の目はすでにG1に優勝してIWGPヘビー級王座挑戦を見ているかもしれない。
※参考:スポーツ・イラストレーテッドによる内藤哲也のインタビュー
(情報:東スポweb)