ケニー・オメガがオカダ・カズチカ戦に向けてパワーアップして来た事を明らかにしています。
東スポ 2017.6.2
■ケニー、オカダ戦に向けて7kg増量
5月3日(水)福岡・福岡国際センターで開催されたレスリングどんたく2017。メインイベントではバッドラック・ファレがオカダ・カズチカのIWGPヘビー級王座に挑戦しましたが、21分47秒の重たい激闘の末、オカダがレインメーカーを決めて王座防衛に成功。
試合後ファレと一緒にバックステージに戻るとするケニー・オメガだが、オカダはマイクを取ってケニーを6月11日(日)ドミニオン in 大阪城ホール大会の挑戦者に逆指名。オカダ曰く “大阪城ホールの相手はケニーが相応しい(要約)” とのこと。ケニーもオカダの要求を受諾 “みんなが俺に期待している。大阪城ホールまでしっかりトレーニングをして、俺はそこで世界のトップに立つ。(要約)” とコメントを残していました。
その後大阪城ホール大会のオカダ vs. ケニーのIWGPヘビー級王座戦が正式決定。どんたくの後はROHとの北米合同ツアー、そして5月17日(水)からベスト・オブ・スーパージュニア24が始まり、5月29日(月)の後楽園ホール大会でケニーは新日本プロレスのマットに戻ってきました。(※ケニーは5月7日のカナダ・トロント大会に出場、そして5月18日の米国大会プレスカンファレンスに登場していた)
約4週間ぶりに新日本プロレスに登場したケニー・オメガですが、オカダ・カズチカ戦への意気込みを東スポのインタビューで答えていました。
ケニーは来日前にカナダの自然の中で石や木を使ってトレーニングをしていたそうです。前回の1.4東京ドームでは46分の死闘の末オカダ・カズチカに敗れてしまったケニーは、今回は作戦を変えてパワーでオカダに挑むようです。そのために体重を約7kg増量したケニーは、前回のように長時間にならないうちに決着をつけるのが狙いのよう。
過去オカダを倒しIWGPヘビー級王座を戴冠したAJスタイルズと内藤哲也は、仲間を介入させて勝利しているので、今回ケニーはそういう事はせず、100%の勝利を手にするとも宣言しています。
しかし2016年1月5日AJスタイルズを追放しヘビー級に転向したケニーは、その後中邑真輔退団で空位となったIC王座を、棚橋弘至とIC王座決定戦で争う事となりました。最初は正々堂々と闘うと話していたにも拘らず、試合当日リング下に隠れていたヤングバックスが介入していました。ケニーは今回も同じ作戦で来るのか?それとも本当に1対1でオカダと対戦するつもりなのか?
(情報:東スポweb)