予想外に新PWG王者となってしまったリコシェ、しかしWWEとの契約はどうなってしまうのか?
Wrestling Observer 2017.10.25
■リコシェのWWE契約は来年お2月か>
10月18日(水)でルチャ・アンダーグラウンド(※以下LU)のサードシーズンの放送が終了し、LUとの契約から解放されるまで90日を切ったリコシェ。
そんなリコシェは、10月21日(土)に開催されたPWGオールスター・ウィークエンド13でチャック・テイラーのPWG世界王座に挑戦しました。リコシェはこの試合でベルトショットやローブローをしたりと、ヒールとして試合をしていたそうです。そして観客の予想を覆し、リコシェはテイラーに勝利して新PWG世界王者となりました。
予想外というのは、リコシェはLUとの契約から解放されたあとWWEと契約するとほとんどの人がそう思っていたからです。リコシェ自身、今までのインタビューでそれを隠す気は無かったようにコメントをしていました。
そして試合後マイクを取ったリコシェは、すぐにここを去るという噂は本当じゃない。PWG王者になったからここに残ると宣言しました。次のPWGの大会は、2018年1月12日(金)に行われるそうです。
しかしレスリング・オブザーバーによると、リコシェは米国のインディ団体のプロモーター達に、2018年2月以降のブッキングに関しては全く受け付けていないと話していたのだそうです。リコシェがLUとの契約から解放されるのは、2018年1月17日(水)となっています。
今年の8月と9月には、元ROHのリオ・ラッシュとドノバン・ダイジャックがWWEと契約した事が正式発表されました。2人とも正式発表が行われる前に、最後のインディ団体出場の日を明らかにしていたので、リコシェも同じ道を辿るとすると、おそらく2018年の2月にWWEから正式発表される可能性が高そうです。(※契約自体はその前に行われる事もあるが)
また10月9日(月)まで新日本プロレスに出場していたリコシェですが、リコシェはそこで田口隆祐とのIWGP Jr.タッグ王座から陥落しています。そして田口の日記で2人のチームが終わってしまったことが明らかにされ、リコシェがいなくなってしまうのは残念とも書かれているので、どうやら10月9日が最後の新日本プロレス出場だった可能性があります。
(情報:Wrestling Observer)
どうやらリコシェがPWG王者になったのは、PWG側がPWG王者の歴史にリコシェの名前も入れようとしたからのようです。