アンダーソン&ギャローズのWWEとの契約から1.4東京ドームまでの流れ
Fightful.com 2022.12.
■アンダーソン&ギャローズのあれこれ
NEVER王者カール・アンダーソンはWWEと契約した事により出場予定だった11月5日大阪大会をダブルブッキングで欠場したが、結局来年の1月4日(水)レッスルキングダム17 in 東京ドームでタマ・トンガ相手に防衛戦をする事になリました。
Fightfulによると、アンダーソン&ギャローズは8月下旬にインパクト・レスリングとの契約が終了したが、その頃からWWEは2人に連絡を取って復帰に向けて交渉していたそうです。実は6月か7月あたりからWWEは2人の復帰を検討していのだとか。7月22日にビンス・マクマホンが過去のセクハラ問題で引退してトリプルH新体制になると、2人の復帰の話が急速に高まり契約にまで至ったのだそうです。(※2人は9月以降口約束で新日本プロレスに出場していた)
問題なのはアンダーソンがまだ新日本プロレスのNEVER王者だった事です。アンダーソンの11月5日大阪大会出場が発表されたのは10月4日だったが、ロッキー・ロメロによるとこの時新日本プロレスはまだアンダーソンがサウジ大会に出場する事は知らなかったそうです。アンダーソン&ギャローズは9月のバーニングスピリットシリーズと10月1日・2日のロンドン大会に出場していた事から、その後帰国して正式にWWEと契約したと思われます。
その結果2人が大阪大会の同日に行われるサウジ大会に出場することが発覚、ロメロがWWEと調整する事になりました。そしてアンダーソンは新日本プロレスが適切にブッキングしなかったと難癖をつけ、自分の出場は自分で決めると言うアングルが11月20日に行われた訳です。この時には既に調整が済んでいたと思われます。(※10月26日新日本プロレスはアンダーソンが欠場したらNEVER王座返上を要求したが、当然調整が済んだ後のこと)
アンダーソンは12月14日宮城・仙台大会に1人で出場しヒクレオに勝利しました。そして試合後タマ・トンガが現れアンダーソンに挑戦表明し、1.4東京ドームのカードとなりました。アンダーソンの1.4東京ドーム出場は8月から決まっており、WWEと契約した後もそれは変わることありませんでした。
今回の件はWWEの協力もあって実現している訳ですが、新日本プロレスとWWEの協力関係が発展するかどうかは「様子見」の状態だそうです。
アンダーソンの件はWWEと契約する前から決まっていた事なので、だからWWEも協力してくれたと思われます。なので1.4東京ドームの後の事に関しては今のとことあまり期待しない方がいいかも?(※新日本プロレスにはAEWとの関係もあるし)
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※参考:12月14日ワールドタッグ&スーパーJr.タッグリーグ(優勝決定戦) 試合結果
※参考:アンダーソンが大阪大会を欠場したらベルト返還を要求へ
※参考:1.4 レッスルキングダムin東京ドーム、ブックメーカーの勝敗予想オッズ
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(情報:Fightful.com)
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