[新日本プロレス] ケニー・オメガ、今回のチャンスが無ければWWE NXTに行こうと考えていた

中邑真輔やAJスタイルズ達の離脱でチャンスを掴んだケニー・オメガ、しかしそれまでにはケニー自身も新日本プロレス離脱を考えていたようです。ローリング・ストーンのインタビューの続きです。


Rolling Stone 2016.2.24
ケニーが新日本プロレス激動の2ヶ月を語る
(Kenny Omega Most recent 2 months of NJPW)

中邑真輔やAJスタイルズ達の新日本プロレス離脱があって、ケニー・オメガは今まで以上に新日本プロレスの中心選手となるチャンスが巡ってきました。その約2ヶ月間を経てケニーはローリング・ストーンのインタビューを受けました。


Q:これらのニュースの前に新日本プロレスが嫌になったり離れようとは思わなかった?
オメガ:あなたがそれを指摘するのはおかしい。いつしか小さな団体が “NXT” と呼ばれるようになって、ある程度の地位を確立しています。そしてその団体はゆっくりだが確実に世界中の団体から強い選手を集めて、強化している。
自分が最初に新日本プロレスの選手になりたいと思ったのは、この世界で本当に最高の団体だと思ったからです。それだけでなく、彼らはもっと世界に広げようとして、それに積極的に投資しているし、アピールもしている。彼らは世界中にキング・オブ・スポーツを示そうとしているんだ。新日本プロレスは試合時間を15分、20分、30分にする事を望んでいて、5〜7分の試合は望んでいない。まだ自分がやれる間は、新日本プロレスでアスレチックで、そしてエンターテインメントなスタイルをもっと見せたいと思っている。

ほとんどの選手は新日本プロレスとは1年契約です。自分もその契約期限が迫ってきた時、ジュニアのアンダーカードの12分程度の試合でどれくらい示す事が出来たか、それがちゃんと出来ていたか疑問に思い始めました。もう1年やってポジティブなものを見せる事が出来ないのであれば、会社というよりプロレスに関して、それができる他の所に行っていたかもしれない。NXTに行く事だってかなり検討していました。この2年間WWEは自分を復帰させようとかなり力を入れていました。今回のチャンス巡ってくるまで、それを検討していました。


Q:ケニーの考えが変わった1番の要因は?
オメガ:本当に自分のクリエイティビティが蘇ってきたと思う。プロレスが出来る事にやる気とスピリッツが蘇ってきた。自分たちの世界は何でもやって見せる事ができる。そして自分にボールを渡して “お前に任せた” と言われたんです。今の自分にはこのクレイジーな小さな考えを実際に起こす事ができる状況なんです。少なくとも頭の中では、素晴らしいアイデアがあって、たくさんのキャラクターが自分のアイデアを纏めてくれて助けてくれる。そしてオリジナルでクールで楽しいものを本当に示す事ができるんだ。他のどこかに行くとしても、それほどの自由を与えてくれる所は無いと思う。ヤングバックスと自分は世界に示す事が出来るスペシャルなものをまだ持っているんです。WWEにいればルールと台本でがんじがらめにされてしまう。自分達はインディ、そして日本で自由に考えるのが好きなんです。自分達の試合や、ソーシャル・メディアで見たものが本当の我々です。誰も自分達に台本を書いて無いんです。


次はバレットクラブ、そしてジ・エリートのお話し!


(情報:Rolling Stone)


話を聞く相手がケニーに変わっただけというのなら、また他の人が不満を持って辞めようと考えるかもしれませんね。でも良い部分も多分にあるので、上手にそれらをコントロールできれば凄い事になりそう。おそらく全員から話を聞くには、人が足りないんでしょうね。
しかし去年は新日本プロレスワールドの会員数も観客動員数も頭打ちになってますから。スター選手を沢山抱えるにしては組織がまだ追いついていないのかな?会社が急成長してるから。