[飯伏プロレス研究所] 飯伏幸太、WWEの正式オファーに “日本でプロレスがしたい” と言って断る

一時WWEと契約するのでは無いかとの噂が広まった飯伏幸太ですが、どうやらWWEのオファーは正式に断ったそうです。


週刊プロレス 2016.9.14
飯伏幸太、WWEのオファーについて語る

現地時間9月14日(水)フロリダ州オーランドでWWEクルーザー級クラシック・トーナメントの準決勝、そして決勝戦が行われます。WWEは同トーナメントに出場した選手の何人かに契約のオファーをし、準決勝に進んだ飯伏幸太もその中の1人だと言われていました。
そしてクルーザー級クラシック・トーナメント・ファイナルの放送の前に発売された週刊プロレスに、飯伏幸太のインタビューが掲載され、飯伏はWWEとの契約について話しました。(※放送と発売日は同じ9月14日だが時差により現在日本の方が13時間早い)
週刊プロレスのインタビューによると、飯伏がWWEから正式な契約のオファーを受けたのは8月20(土)のNXTテイクオーバー:ブルックリンIIの開始前の事でした。その場にはWWEのタレント部門最高執行役員でもあるトリプルHも同席していて、飯伏にはかなり条件の良いオファーであったが、日本でやりたいと言ってそのオファーを断ったそうです。
そんな飯伏はクルーザー級クラシック・トーナメント出場の為に米国に滞在していた時、路上で声をかけられたそうです。会場でも飯伏の知名度は高く、米国におけるプロレスラーの社会的ステータスの高さに触れて、日本でもそのレベルに持ち上げたい、今の動ける状態の時に米国に行ってしまうと、日本でプロレスを広められなくなってしまうとの思いもあるとのこと。
しかしこれでWWEに出場することが無くなるという訳ではなく、スポット参戦のオファーであれば受けるつもりだそうです。

また8月13日の新日本プロレス G1両国大会を観戦した飯伏は、特にケニー・オメガ vs. 内藤哲也戦に衝撃を受け、ケニーとは対戦というよりタッグパートナーとして再び一緒にリングに上がりたい気持ちがあるそうです。ケニーとの対戦に関しては、一度武道館で行くところまで行ったので、現在はまだ時期尚早とのこと。しかし飯伏は所属選手になってしまうと、自分の長所が無くなってしまうとも話しており、今後に関してはWWEだけでなく、新日本プロレスでもDDTでもスポット参戦のオファーなら受けるつもりのようです。

実際はもっと詳細をたくさん語っているので、それは週刊プロレスでご確認ください。

(情報:週刊プロレス)


クルーザー級トーナメント出場者でWWEと契約したのは、ノーム・ダー、ブライアン・ケンドリック、T.J.パーキンス、セドリック・アレキサンダー、ジョニー・ガルガノ、トマソ・チャンパ、マスカラ・ドラダことグラン・メタリック、ドラゴンゲートの戸澤陽、そしてジャック・ギャラハーの9人ですね。スワンは元々WWEと契約していました。彼らは9月19日RAWでスタートするクルーザー級ディビジョンに出場します。ここに名前の無い選手は、現時点でWWEと契約しなかったという事になると思います。
週間プロレスは、WWEのラブコールを断るのは一般的に考えにくいと書いてるんですが、今回WWEのオファーを断っているのは飯伏だけじゃなく、ザック・セイバーJr.も断ってるとの情報もありますね。それに現EVOLVE王者のティモシー・サッチャーも断ったと言われているし。彼らの共通点は、優先順位のトップがお金じゃ無いという事のようです。自分のやりたいプロレスがしたい、自分の時間は自分でコントロールしたいって2人は考えているみたい。
一般的の定義って何かな?