1.4東京ドーム後のケニー･オメガのインタビューが、スポーツ･イラストレーテッドに掲載されました。
Sports Illustrated 2017.1.4
■1.4東京ドーム後にオメガが語る
1月4日(水)レッスルキングダムin東京ドームでオカダ･カズチカのIWGPヘビー級王座に挑戦したケニー･オメガ。しかし残念ながら46分45秒の死闘の末、オメガはオカダのレインメーカーで敗れてしまいました。そんなオメガですが、試合後スポーツ･イラストレーテッドのエクストラ･マスタードのインタビューを受け、どんな思いで戦っていたか、そして今後の新日本プロレスをどのようにしたいかを語っています。
以下そのハイライトになります。
Q：1.4東京ドームまでの戦い
ケニー：去年は自分に対する多くのネガティブな意見と戦ってきた。自分が失敗する事を楽しんでいる人達がいるんだ。おそらくWWEのオファーを断った事や、自分がAJスタイルズのチープな偽物で二流の選手でしかないと思ってるんだろう。
でも俺はAJスタイルズやフィン･ベイラー、他の外国人選手、そして日本人選手でも出来なかった事をやってのけた。それにいつも応援してくれるみんなにスペシャルな事を示す事もできた。
IWGPヘビー級王座戦で勝利すれば、もしプロレスから離れたとしても自分はレジェンドとしての価値が残る。だからこれに人生の半分を費やした。それだけの価値があるからだ。
Q：WWEのベルトの価値
ケニー：IWGPのベルトは、どんなWWEのベルトよりも自分にとって価値がある。WWEのベルトには価値が無い、全く無いんだ。厄介な物のようにみんなで順に回しあっている。だからベルトに名声が無いんだよ。
Q：IWGPヘビー級王座戦に敗れて
ケニー：現時点で、この全てが何を意味するかを理解するのは難しいことだ。
自分のプロモは事前に用意していない、いつも自分の気持ちを話していた。今回もG1のように、心と忍耐力の闘いだった。友達や家族がメインイベントを観るためにカナダ、米国、そして英国からも来てくれた。これはとても感動的なことだったよ。
Q：2017年は？
ケニー：1年前はJr.ヘビー級の外国人の1人だった。でもまだ自分がこの位置でやってる事に相応しく無いと思っている人達がまだ沢山いる。最初にやらなければならないのは、みんなにこれから変化していくって事を日本で伝えたいんだ。会社にもっと米国や英国で試合をするように政治的に働きかけている。自分がG1で優勝したり、ラダー戦をするなんて絶対思っていなかったが、でも会社は自分を信じてくれたんだ。だから今までよりもっと会社を発展させる人物でありたい思ってる。新日本プロレスは50年間のストロングスタイルという古くからの伝統がある。それを超えたいんだ。2017年に成長する為にまだ自分に投資する価値はある。もっと会社を成長させるつもりだ。
WWEが作り上げた独占された世界に、(プロレスファンの為に)新日本プロレスを他のオプションの1つにしたいと思っている。
※参考：ケニー、WWEの選手独占について語る(※1.4東京ドーム前のインタビュー)
(情報：Sports Illustrated)
もしかしたら試合前のと混ざっているかもしれない。
