新日本プロレスのデストラクション・シリーズが終了して、2016年の1.4東京ドームが少し見えてきましたが、レスリング・オブザーバーに1.4東京ドームの対戦カード予想が掲載されました。
Wrestling Observer 2015.9.30
■オブザーバーの1.4東京ドーム予想
(1.4 Tokyo Dome Expectation by Observer)
以下、レスリング・オブザーバーより
現在新日本プロレスは、2016年の1.4東京ドームに向けてすでに動き始めています。先週行われたデストラクションin岡山&神戸では王座の移動が3つあったが、ドームでのメインイベント棚橋弘至vs.オカダ・カズチカは今のところ変わらないようです。
そして10月12日両国でのキング・オブ・プロレスリングでは、棚橋弘至vs.内藤哲也、オカダvs.AJスタイルズ戦の終了の後、公式にドームでの棚橋vs.オカダが発表される事になるでしょう。
そして11月にも大阪でビッグイベントのパワー・ストラグルがあります。そこで新IC王者中邑真輔はカール・アンダーソンと対戦します。中邑はこの試合で勝利する事になるでしょう。今まで中邑はIC王座戦線にいた為にAJスタイルズとは対戦していなかったので、この2人はドームでの対戦が考えられます。新日本のトップ4は棚橋、中邑、オカダ、AJスタイルズなので。
IWGPヘビー級王座戦は10月で年内最後なので、棚橋とオカダの抗争は年末のタッグリーグに持ち込まれると思われます。
23日の岡山でケニー・オメガがKUSHIDAからIWGPジュニア・ヘビー級王座を取り返し、次期挑戦者にマット・サイダルを指名しました。KUSHIDAはROHでサイダルに敗れていて、オメガの次にサイダルと対戦すると思われていました。しかもKUSHIDAがジュニアのトップ・ベビーフェイスとしてプッシュされていたので、オメガの勝利は不可解です。
考えられるとすれば、次の両国でサイダルがオメガに勝利して新王者となり、そして1.4東京ドームでKUSHIDAと対戦する事です。これであればROHでの対決に意味がもたらされます。
あと興味深いのはリコシェがまた新日本プロレスに登場するかどうかです。リコシェはキープレーヤーとしてビッグイベントにレギュラー参戦する予定でした。ルチャ・アンダーグラウンドのセカンドシーズンが決定した事により、何かしらの影響があったかは分かりませんが、今のところ10月12日の両国には彼の名前はありません。
そして両国での真壁刀義vs.石井智宏は、石井の4連敗は何も意味をもたらさないので、石井の勝利が予想されます。そして本間朋晃vs.YOSHI-HASHIは次のNEVER挑戦者決定戦だと思われます。
もし飯伏幸太が真壁に勝っていれば、次は飯伏vs.石井もあり得たので、まだその方がフレッシュでした。しかし真壁はTVの露出が多いので新日本ではプロテクトされているようです。
飯伏幸太は新日本のトップ5になる存在だと思いますが、彼はフルタイムの契約ではないので、TOP5となるには時間がかかるようです。
現段階で予想される1.4東京ドームのカード
IWGPヘビー級王座戦:
オカダ・カズチカ vs. 棚橋弘至
IWGP IC級王座戦:
中邑真輔 vs. AJスタイルズ
IWGPジュニアヘビー級王座戦:
マット・サイダル vs. KUSHIDA
NEVER無差別級王座戦:
石井智宏 vs. 本間朋晃orヨシハシ
(情報:Wrestling Observer)
レスリング・オブザーバーもマンネリを指摘しています。常に新しい選手が必要だと。オブザーバーの記事を読む限り、日本のファンと同じ不満を持っていますね。
あと以前ドームでROH王座戦が行われるって情報もありましたが、来年2月のROH日本興行があるのでそちら行われると思います。