今年ベスト･オブ･スーパージュニアに初出場したACHですが、インパクト･レスリングと契約する可能性があるかもしれません。
Wrestling Observer 2017.6.18
■ACH、インパクト･レスリングと契約する可能性も？
今年の新日本プロレス ベスト･オブ･スーパージュニア24に出場したACH。Bブロックで争う事になったACHは、初出場で3勝4敗の成績で終了。優勝決定戦に進む事はできませんでした。
ACHはBブロック最終戦となる6月1日(木)愛知･名古屋大会の試合後のコメントで “ACHは次どこに行くのか？ルチャ･アンダーグラウンドかROHか？でも必ず日本に戻ってくる。”と意味深発言。そんなACHですが、もしかしたら他の団体と契約する可能性があるかもしれません。
新しいLAXのメンバーの一員としてインパクト･レスリングに復帰したコナンは、自身のポッドキャストで、ACHとサミー･ゲバラがインパクト･レスリングのトライアウトを受けると話していたそうです。
またコナンは、ジェフ･ジャレットはLAXの新たな抗争相手を探していて、ルチャ･アンダーグラウンドの契約下のエアロスターとドラゴに関心があると話していたそうです。ルチャ･アンダーグラウンドの契約上、契約中の選手は他のTV番組(※LUの名前、かつ米国内では)に出演する事はできません。しかしルチャ･アンダーグラウンドの親会社AAAとインパクト･レスリングは提携関係にあり、AAAのGM兼ルチャ･アンダーグラウンドの運営会社ルチャ･リブレFMVのGMドリアン･ロルダンはインタビューで、インパクト･レスリングは団体だが、ルチャ･アンダーグラウンドはTV番組なので両社は競合関係では無いとも話していたそうです。
※ACHは昨年インディ団体でROH批判をしたあと、ROHを退団しています。そして現在はフリーエージェントとして活動中。WWEと提携関係にあるEVOLVE等に出場しています。
ACH、そしてルチャ･アンダーグラウンの選手がインパクト･レスリングに出場する事になるのか？そして気になるのが、新たにインパクト･レスリングと契約する選手は引き続きインディ団体にも出場できますが、ブッキングはインパクト･レスリングを通して行う事になります。これは財政難が続いていたインパクト･レスリングが、インディ団体に出場する選手から少しでも出場マージンを得る為だと言われています。
そうなると新日本プロレスはACHに出場のオファーをする場合、インパクト･レスリングを通さなければならなくなります。
まだACHがインパクト･レスリングと契約するかは決まった訳ではありません。しかしインパクト･レスリングはプロレスリング･ノアとも提携していて、新日本プロレスと提携しているROHとは競合団体となります。さらにCMLLはAAAの競合団体です。そのような状況で新日本プロレスはわざわざインパクト･レスリングの選手を使う事になるのか？
(情報：Wrestling Observer)
WWEはACHに関心は無いのか、ACHがWWEに関心が無いのか？
