ペンタ・セロ・ミエドとAAA&LU問題、TNAとプロレスリング・ノア、そしてROH

ペンタ・セロ・ミエドとAAA&LUの間にはかなり深い溝ができてしまったようです。そしてTNAとノアの業務提携関連の情報と、そしてROH等の細かい情報をいろいろと。


Wrestling Observer 2017.2.8
ペンタ・セロ・ミエドとAAA&LU、TNA&ノア、ROH

1月21日にAAA(トリプレア)を電撃退団したペンタゴンJr.、その後リングネームを “Penta 0M(ペンタ・セロ・ミエド)” に変更しました。しかしルチャ・アンダーグラウンドの事業会社、ルチャ・リブレFMVは米国で “Penta 0M” の名称を商標登録申請し、ペンタ・セロ・ミエドはリングネームを “Penta Zero M(ペンタ・セロ・ミエド)” と、さらに変更しました。
しかしルチャ・リブレFMVは “Penta Zero M” も商標登録申請したそうです。またペンタ・セロ・ミエドの弟のフェ二ックスはAAAを辞めた後、リングネームをレイ・フェニックスに変えましたが、AAAはメキシコでレイ・フェニックスを商標登録したので、フェニックス・エル・レイに再び変更しました。
そしてルチャ・リブレFMVも米国でフェニックス・エル・レイを商標登録したそうです。しかし商標登録してから一定期間は異議申し立てをする事ができます。しかし問題なのは、ペンタ・セロ・ミエドはまだルチャ・アンダーグラウンドの契約下にいるという事です。
またペンタ・セロ・ミエドに続いてエル・ソーロもAAAを退団し、コナン陣営のザ・クラッシュに出場する事が発表されています。


TNAとの業務提携を発表したプロレスリング・ノア。現在ではディクシー・カーターがTNAから去って、復帰したジェフ・ジャレットが権力を握っているそうです。そのジャレットはノア以外にも、英国のITV(※WOSレスリングを復活させようとしている。昨年末放送したのはパイロット版とのこと)、そしてメキシコのインディ団体のザ・クラッシュとも関係を築こうとしているようです。
またTNAのブロークン・マット・ハーディとブラザー・ニーロ(ジェフ・ハーディ)は、4月1日(土)のROHのライブイベントでヤングバックスのROH世界タッグ王座に挑戦しますが、ジャレットがTNAに復帰した事で、ROHとTNAの関係に若干溝が生まれているそうです。以前ROHはクリス・セイビンがジェフ・ジャレットのGFWに出場する時、GFWがセイビンを宣伝に利用した事に関して警告書を送っていました。セイビンはROHと契約していたようです。
ちなみにTNAとノアの交渉に、ジャレットと一緒にTNAに復帰したスコット・ダモールも関わっているそうです。
ジャレットのGFWが新日本プロレスと提携した時、ダモールはジャレットのマネージャー役として一緒にいました。そして2人は、バレットクラブのストーリーにいくらか関わっていました。
またNOAHとTNAの提携が発表された時、反応を示したTNAの選手はムースとエディ・エドワーズでした。エドワーズは前回のノアとTNAの提携の時に、来日してノアに参戦していた経験があります。

そしてTNA、契約更新が気になるブロークン・マット・ハーディとブラザー・ニーロ、そしてドリュー・ギャロウェイですが、3人ともまだ再契約には至っていないとのこと。

(情報:Wrestling Observer)