[新日本プロレス] ケニー・オメガはなぜ棚橋に敗れたのか?、今後の決断が遅れている要因は何か?

棚橋に敗れてWGPヘビー級王座から陥落してしまったケニー・オメガ、そこには一体何があったのか? そしてケニーの今後はどうなるのか?


SliceWrestling 2019.1.5
ケニー・オメガはなぜ棚橋に敗れたのか?

1月4日(金)のレッスルキングダム13 in 東京ドームで、棚橋弘至に敗れてIWGPヘビー級王座から陥落してしまったケニー・オメガ。大会直前にケニーは今月末で終了する契約を更新せず、新日本プロレスから去ってしまうのではないかとの情報が出ていました。
しかし翌日の1.5後楽園ホール大会には出場しなかった事で、辞めるのか残るのかは不明なままとなっています。

SliceWrestlingによると、ケニーは新日本プロレスに残るか辞めるかの決断はまだしていないそうです。契約が今月末までとなっているので、新日本プロレスは既に契約更新に向けてケニーに条件を提示しています。それはWWE程ではないが、かなり高額となっているそうです。(WWEは3億以上/年のオファーをしているって話もある。)
ケニーの決定を遅らせている要因は、1月1日(火)に正式発表となったコーディ・ローデス&ヤングバックスのオール・エリート・レスリング(AEW)です。そして1.4東京ドームの後、ROHと一緒に新日本プロレスと今後について協議する事になっていました。ケニーは新日本プロレスとAEW、そしてROHの3団体での協力体制になる事を望んでいて、これが新日本プロレスとの契約を更新するための条件となっていたようです。

しかし1.4東京ドームの後で協議する事になっていたので、新日本プロレスはケニーをIWGPヘビー級王座から陥落させる事にしました。それは協議が決裂してケニーが新日本プロレスを辞めるという決断した場合に備えての措置だそうです。もし3団体で協力する事になって、ケニーが新日本プロレスに残る事になれば、ケニーは棚橋とリマッチをする事になっているとか。そしてその場所は4月6日(土)のMSG大会だそうです。という事で棚橋に敗れたケニーはまだ1勝1敗というツイートをしたのだと思われます。

また親友のコーディ&ヤングバックスが立ち上げたAEWにも関心があると思われますが、AEWはまだ形になっていないので未知数な部分が大きいです。ジェリコも関わっているのではないかとの噂もありますが、AEWと契約するにしてもやはり新日本プロレス&ROHとの3団体の関係が必要なようです。しかしAEWと契約した場合、新日本プロレスでは今までのようなコントロールが出来なくなるので、今までのような活躍を維持するのは難しくなると思われます。

最後にWWEもケニーに契約のオファーをしています。WWEは契約年数を3〜5年に拡大してでも獲得をするという意気込みだそうです。しかしこちらも新日本&ROH&AEWの関係に依存しており、3団体の交渉が決裂した場合に可能性が出てくるのかもしれません。またケニーは以前WWEの下部組織にいたが、居心地の悪さに退団しています。ケニーのクリエイティブコントロールに関しての問題解決も契約の条件となりそうです。

ただし3団体での協力体制で問題があるとすれば、それはROHとAEWです。ROHはコーディ達が辞めてしまった事で、現在多くの選手を獲得している状況です。そしてAEWもまだ選手が揃っていないので選手獲得に積極的になっています。そして両団体は選手の取り合いとなっている状況なのだそうです。またAEWはTV放送に向けて交渉中との話もあり、両団体は競合となっています。どうやら3団体での協議は数週間続く可能性があるようです。これが決まらない事には、ケニーの将来も確定しない事になってしまいます。もしくはWWE行きとなるのか?

※参考:1.4東京ドームで何が起こった?

※参考:1.5ニューイヤーダッシュ!!で何が起こった?

(情報:SliceWrestling)

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これが真実かどうかも不明です。ですが1.5にジ・エリートが出なかった事を考えると、上の説の方が有力かな? すぐには結論が出ないかもしれない。
でもケニーにとってAEW旗揚げのタイミングは良くなかったようですね。もうちょっと後だったら……。