先日ROHはブリスコ・ブラザーズと新たに2年の契約を結んだことを発表しました。その契約の中にはROHだけでなく日本へ来ることも含まれていたようです。
Wrestling Observer 2015.4.15
■ブリスコ・ブラザーズがROHに留まった理由
(The reason why Briscoes staying at ROH)
ジェイ・ブリスコとマーク・ブリスコのブリスコ・ブラザーズは、WWEのオファーを断ってROHと新たに2年契約を結びました。
WWEは1ヶ月以上前にブリスコ・ブラザーズにオファーしましたが、ROHはさらに条件の良いオファーをしたのでROHとの契約は決まりました。WWEは当初よりも条件を上げる事はしなかったという事です。
ブリスコ・ブラザーズはプロレス以外でも養鶏場や造園業などのビジネスをしています。そしてレスリングスクールの開校についても計画中のようで、WWEに移籍するならこれらのビジネスを止めなければならない事になりますが、ROHはブリスコ・ブラザーズに出場時以外はそれらのビジネスを許可しています。(※WWEは原則所属選手のサイドビジネスは禁止)
そしてROHのオファーの中に、ブリスコ・ブラザーズの新日本プロレスツアーへの参加がおそらく含まれていると思われます。どうやらWWEのオファーよりも、新日本プロレス分のギャラを含んだROHのギャラの方が高かったようです。
しかしWWEがROHより条件を良くし無かったのは、ブリスコ・ブラザーズがWWEで確実にスターになれるという確信が持てなかったらだと思われます。そしてブブリスコ・ブラザーズも今のビジネスを捨ててまでWWEに行くというのは、今後の人生において高いリスクでもあったという事です。
(情報:Wrestling Observer)
数年前にもブリスコ・ブラザーズはWWEからオファーを受けましたが、ジェイ・ブリスコがゲイを侮辱するツィートをしていた事が理由で契約に至りませんでした。これは今回の件と関係は無さそそうです。