ダニエル・ブライアンは4月に起こした脳しんとうにより、現在は無期限での欠場中です。ブライアンが個人で診てもらっている医者からは復帰のGOサインが出ているのですが、WWEは絶対にブライアンの復帰を許可しない可能性があるようです。
Wrestling News Source 2015.8.21
■ブライアン「WWEは絶対に復帰を許可しない」
(Bryan Says WWE May Never Clear Him To Wrestle)
現在無期限欠場中のダニエル・ブライアンは、8月20日のウィザード・ワールド・シカゴ(コミコン)のQ&Aセッションに登場しました。そこでファンや記者からの質問に答えたのですが、現在の復帰状況に関しても話しました。
以下そのハイライトになります。
ブライアンは、WWEが復帰を認めてくれるなら、WWEの中で一番対戦したいのはブロック・レスナーと答えました。
—
フィニッシャーのランニング・ニーに名前をつけるとしたら、”ザ・クラッシャー” (※コナー “ザ・クラッシャー” ミシャレックへのトリビュートの意味で)か、”ニー・プラス” も可能性があると答えました。しかしブライアンによるとランニング・ニーには、まだ正式名称が無いそうです。
—
ブライアンは2014年に父が他界した事が、WWEのキャリアの中で一番辛い出来事の1つだと言いました。ブライアンの父は特にシアトル・シーホークスの話題をブライアンに話していたので、ブライアンは父の為に2014年のNFLのシーズンの結果が変わったと言いました。しかしブライアンの父はシーホークスがスーパーボウルへの出場が決まる前に他界してしまいました。(※2014年のスーパーボウルでシアトル・シーホークスは、48-8でデンバー・ブロンコスを圧勝し初優勝しています。)
—
CMパンクの話題が振られると、ブライアンは、レスリングに対してパッションがあった人が、CMパンクのようにパッションを失ってしまうのは悲しくなると言いました。
またブレット・ハート vs. ショーン・マイケルズ(モントリオール事件)の時のような感じだったので、CMパンクとレッスルマニアで試合がしたかったと付け加えました。
—
ブライアンはタフイナフのZZに対して、彼には素晴らしい個性がある。WWEに入れば良い仕事をすると思うと言いました。
—
ブライアンは、試合復帰できない問題が、4月に起こした脳しんとうに関係している。信頼できる医師からは、もう試合をしても問題無いと言われたが、WWEはブライアンが過去に何度も脳しんとうを起こしているので、かなり慎重になっている。そしてまだ復帰させ無いだけか、復帰に対しては絶対に許可をしないつもりかもしれないと付け加えました。
しかしブライアンはいつでも復帰できるようにトレーニングをしているが、復帰の決定を下すのはブライアンではありません。
またブライアンは、WWEがサマースラム出場の許可を出せば、今週の日曜日にサマースラムで試合をする事ができるとも言いました。
あとブライアンは、”家族にWWEのTシャツを買うのが困難だったら、自分で作っちゃえば良いよ。自分も貧しかったし。そういうの好きだよ” とも言って、WWE関係者を困惑させたとか……。あと復帰に関してはレスリング・オブザーバーが以前指摘していたまんまのようですね。