ロデリック・ストロングのWWE移籍、ボラドールJr.とルーシュにも関心:UPDATE

WWEは再び2ブランド体制に移行する事により、かなり欲しがり屋さんになっています。その食指はROH、そしてCMLLにに向けられ動いています。


Wrestling Observer 2016.7.6
欲しがり屋さんなWWE
(WWE Has Interest Strong & Rush & Volador Jr.)

ROHから離れる事をすでに公にしているロデリック・ストロングはこの後WWEと契約すると思われていますが、レスリング・オブザーバーによると、どうやらフルタイム契約では無く、ジョニー・ガルガノやトマーソ・シャンパ、オースチン・エリーズのようなNXTツアーリング契約と呼ばれる、WWEにブッキングの優先権があるスポット参戦契約になるとのこと。同契約ではフロリダに移り住み、パフォーマンスセンターでトレーニングする必要がありません。

しかしNXTツアーリング契約の選手は彼ら独自のスタイルのままNXTで試合をしているのに対し、フルタイム契約した選手はWWEからレスリング・スタイルを叩き込まれる事になります。問題はWWEで教えられるスタイルでは人気を得ることが難しいので、選手から不満が出ているそうです。(※NXT5と呼ばれたネヴィル、ゼイン、ベイラー、ヒデオ、オーエンズあたりは、あまりWWEスタイルを強要される事は無かったそうです。)


また以前トリプルHにアンドラデ・アルマス(元ソンブラ)が何人かのメキシコ人レスラーを推薦し、その中にルーシュとボラドールJr.の名前があり、WWEが獲得に関心を示したとの情報がありました。実は昨年WWEがメキシコ人レスラーを探していた時、ルーシュはWWEのトライアウトを受けていたそうです。しかしその時WWEが契約したのはラ・ソンブラだけだったとのこと。
あの時はまだ2ブランド体制に戻る計画は無かったので、現在では状況はガラリと変わりNXTは多くの選手を必要としています。しかしWWE(NXT)が現在選手獲得で特に重要視しているのは、コーチャブル(※素直に意見を聞き入れる事ができる)な選手だそうです。


※参考:WWEがボラドールJr.とルーシュの獲得に動く?


(情報:Wrestling Observer)