G1優勝決定戦で内藤哲也に敗れてしまったケニー・オメガ、今後はUS王者として防衛戦を行なっていく事になるが、どのような防衛ロードとなるのか?
東スポ 2017.8.17
■ケニーのUS王座防衛ロードは、飯伏幸太との会話
8月13日(日)両国国技館で行われたG1クライマックス27 優勝決定戦は、Aブロック1位の内藤哲也とBブロック1位のケニー・オメガとの対戦になりました。34分35秒の死闘に勝利したのは、最後にデスティーノを決めた内藤哲也でした。内藤は2度目のG1制覇となり、ケニーはG1を2連覇する事はできませんでした。
そんなケニーはおなじみ東スポのインタビューで、今後の計画について話しています。G1の2連覇を失敗してしまったケニーは、現US王者としてUS王座をより強くする事にフォーカスするとのこと。ケニーはG1公式戦でジュース・ロビンソンとマイケル・エルガンに敗退しており、そしてジュースはケニーのUS王座に挑戦アピールをしています。(※エルガンは鈴木みのるのNEVER王座に行っている。)
ケニーはジュースの挑戦アピールに対し “負けたから仕方ない” と答え、ジュースの挑戦を受けるようす。
ケニーは以前US王座防衛ロードのプランとして、階級や団体をとらわれずに挑戦者を探していきたいと話しており、その候補としてJr.ヘビー級のウィル・オスプレイやリコシェ、さらにレイ・ミステリJr.やCMパンク、葛西純などの他団体の選手の名前を挙げていました。
しかしケニーは “G1の負けた借りを返したら、以前言っていたプランに戻る” と話しており、まずは新日本プロレスの選手を相手にUS王座の防衛戦をするつもりのようです。
ケニーのUS王座の最初の防衛戦の相手は、既に挑戦表明をしているジュース・ロビンソンになると思われます。おそらく9月のディストラクション・シリーズの9月10日(日)福島大会、9月16日(土)広島大会、そして9月24日(日)の兵庫・神戸大会のいずれかで行われる事になると思われます。
しかし1点気になるのが、10月15日(日)イリノイ州シカゴで新日本プロレス&ROHの合同興行が行われますが、US王者のケニー・オメガも同大会に出場する事になっています。当初US王座戦が行われると発表されたが、後から未定と訂正されました。
おそらくイリノイ州シカゴでケニーのUS王座防衛戦が行われると思われます。まずジュースが9月のディストラクション・シリーズでケニーのUS王座に挑戦する事になる可能性が高そうですが、実はジュースはシカゴ近郊にあるジョリエット出身なのです。もし選手の出身地を意識しているのであれば、もしかしたらジュースのUS王座挑戦は10月15日のシカゴ大会で行われる事もあるかもしれません。
またケニーは優勝決定戦終了後に、バックステージで飯伏と話した事にも触れています。ケニーはこの件について “怪我はしていないか? 大丈夫か? というような事を聞かれた気がする。” と答えています。さらに今後US王座にフォーカスするケニーは “2人ともG1で負けて、またゼロに戻ってしまった。俺はUS王座の防衛戦があるから、また別々の道を歩む事になりそうな気がする。” と話しており、しばらくは飯伏との対戦は無さそうなようす。そして飯伏幸太も
昨日の接触には何もない。
あれが今の形であり、自分には触れられる場所にはいないのかなと。全て残念に聞こえますが、お互いがお互いの道を…でも最後は。— 飯伏 幸太 (@ibushi_kota) 2017年8月14日
とツイートしています。すぐに2人の対決は無いかもしれませんが、でもケニーがG1の借りを全て返した後であれば、再び2人が対決する事はどこかであるかもしれません。
(情報:東スポ)
他団体の選手と防衛戦を行う事は実現するのかな? CMパンクはまだUFCで試合をするつもりのようだし、ミステリオはGFW/インパクトと契約するかもしれないし。