[新日本プロレス] 棚橋弘至の社長就任記者会見:打診はいつ?、棚橋を選んだ理由、選手達の反応は?、社長になってやって行きたいこと、他

棚橋弘至が新日本プロレスの社長に就任したけど。


2023.12.26
棚橋弘至の社長就任記者会見

12月23日(土)に棚橋弘至が新日本プロレスの代表取締役社長に就任した事が発表されたが、26日(火)棚橋新社長による就任記者会見が行われました。
以下、記者会見の要約となります。
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棚橋社長の所信表明「現役生活の中で社長になるのは前々からの夢だった。社長になって新日本プロレスをどうしていきたいかと考えたが、まず1つは東京ドーム大会を超満員にする。地方でのタイトルマッチをどんどん増やす。地方大会が満員にならないと東京ドームが超満員にならないと感じた。そしてスポンサーとのパートナーシップの強化。新日本プロレスが成長するには協力なタッグパートナーが必要、現役レスラー社長として日本一動き回る社長として新しい社長を模索していきたい。社長としてはこれからも勉強していく。」
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松本取締役社長室長「自分の役割は棚橋社長のサポート役、テレ朝ではプロレスの他にスポーツの権利ビジネス、総務部長、危機管理、お客さんの顔が直接見えるイベントの仕事等幅広くやって来たので、そういった知見を全部注ぎ込んで棚橋新体制を支えていきたい。棚橋デビュー直後から24年間新日本プロレスに携わっていたので、テレビ朝日のプロレスにたいせうる考え方、課題とかを知り尽くしている。というか自分でまとめて来た、今度は新日本プロレスの側で発展につながる施策、どう言ったことがテレビ朝日ができるのか?を両者で考えて協力関係を強化するのがミッション。」
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以下、Q&Aの要約となります。
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・いつ社長就任を打診された?:棚橋「木谷オーナーから今年の11月に打診があった。IWGP世界ヘビーもまだ獲ってないが、選手と同時にやってこその逸材じゃないか思い少し考えて返答した。」

・棚橋を選んだ理由:木谷オーナー「一番苦しい時期に体を張っていたから。基本根が明るいし頭脳明晰。世界一を目指すのには明るい社長が良かった。サポートはしっかりやるんで、取り合えずやってみないかとお願いした。11月に思いついた訳じゃなく、前々から考えていた。」

・社長になっても地方営業は続けるのか?:棚橋「プロモーションは先頭に立ってやって行きたいが、所属選手も多いので色々な選手がプロモーションをやった方が何倍もの効果があるのでお願いして行きたい。」

・選手兼社長の負担について:棚橋「やってみないと分からないが、心強いサポートメンバーがいるし何より自分は疲れないので大丈夫。」

・現段階での新日本の課題は?:「ファンのみんながどういった新日本プロレスを見たいか?、試合見終わったあと楽しかったと思わせるようにしたい。」

・選手達の反応:棚橋「伝えたのは12月22日後楽園ホール大会の終了後、みんなビックリしてリアクションがなかった。これから反応があると思う。僕の感覚では好意的に迎えられたと思っている。キャリアの上のレスラーには頑張ってと言ってもらった。」

・アントニオ猪木に伝えたいメッセージは?:棚橋「猪木さんが思い描いていたプロレス会場と言うもの、新日本プロレスが超満員になったら喜んでくれると思う。」

・挫折の経験を活かす:棚橋「常に先の未来を見る能力、プロモーションをやっても効果は少し遅れる。3年理論、プロモーション効果は遅れて現れる。この点も選手に伝えて行きたい。」
エンタメ業界のライバルが増えたが成長戦略は?:「ファンの頃の経験、応援している選手が勝つと嬉しいから、応援してくれる選手が勝ったらファンもエネルギーになるから応援の熱量が力に帰れる、応援がプロレスラーの力になるので広く伝えて行きたい。日本を元気にしたい。」

・社長レスラーの強み:棚橋「現役選手による営業活動が強み、地上波テレビや雑誌やウェブ、日本全国走り回れる。」
リング条の光景は変わるのか?「現役生活も考えているところはある、でも世界ヘビーはまだ取っていないのでモチベーションになっている。プロレスは選手が社長になれる唯一の競技、逆に選手から狙われるけど頑張る。」
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※参考:オスプレイが退団前にオカダ・カズチカに対戦要求

※参考:柴田勝頼がAEWと正式に契約

※参考:12月22日 Road to 東京ドーム 試合結果

※参考:1月4日レッスルキングダム18in東京ドームの全対戦カード
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(情報:新日本プロレス)
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