中嶋勝彦のGHCヘビー級王座に挑戦したが惜しくも敗れてしまったブライアン・ケイジ、来年の目標は新日本プロレス参戦のようですが。
Sports Illustrated 2017.8.9
■ブライアン・ケイジ、新日本プロレス参戦が目標
7月27日(木)プロレスリング・ノアの後楽園ホール大会で、中嶋勝彦のGHCヘビー級王座に挑戦したブライアン・ケイジ。試合はバーティカル・スパイクを決めた中嶋勝彦が勝利して同王座を防衛していました。
そしてケイジは現在米国エル・レイ・ネットワークで放送中のルチャ・アンダーグラウンドのサードシーズンにも出演しています。
そんなケイジのインタビューが、8月9日(水)更新のスポーツ・イラストレーテッドのエクストラ・マスタードに掲載されていました。
そこでケイジは “2018年には実現させたい事がある。新日本プロレスは俺のリストの中でも大きな目標だ。そしてROHはアメリカで唯一出場してい無かった団体。TNAにも新しい可能性はある。AAAとちょっとした提携関係があるので、ジョン・モリソンとタヤがハウスショーに出場したしね。” と話し、来年の目標の1つに新日本プロレス参戦を掲げています。
またケイジは前述の中嶋勝彦とのGHCヘビー級王座戦を、自分のキャリアの中で最高の試合だったとも話していました。
新日本プロレス参戦を目標の1つに掲げたケイジですが、しかしその目標の実現には幾つか問題があるかもしれません。ケイジはルチャ・アンダーグラウンドの前から、メキシコのAAA(トリプレア)にも参戦しています。AAAは新日本プロレスとの提携関係にあるCMLLの競合団体です。
ケイジはAAAと契約をしている訳では無いようですが、AAAに出場している限り新日本プロレス参戦は難しいかもしれません。
またケイジは、2008年6月にWWEとディベロップメント契約をしています。当時はかなり期待されていたようですが、約1年3ヶ月で解雇されてしまいました。さらにWWE解雇の後、TNA(現GFW)に何度か出場したものの契約には至っていません。
ケイジが何故WWEから突然解雇されたかは本人も含めて不明のようです。
(情報:Sports Illustrated)
米国ではAAAの選手というだけで新日本プロレスとは交渉はできないと思われているそうです。実際新日本プロレスがそうしているかは不明ですが。
ケイジは米国でエルガンとアンブレイカブル F’N マシーンというチームでも活躍しています。新日本プロレス参戦が実現すれば、エルガンにとっても大きな事になりそうですね。