暴れるジェリコからケニーを守ろうとしたドン・キャリス、実はその時肋骨にヒビが入っていた状態だったそうです。
Wrestling Observer 2017.12.21
■ドン・キャリスは頑張り屋さん
12月11日(月)新日本プロレス 福岡大会の第7試合終了後に、クリス・ジェリコが突如現れ、1.4東京ドームで対戦するケニー・オメガを襲撃。このジェリコの乱暴な行為を止めようと、英語版の解説を担当しているドン・キャリスがリングに上がるが、ジェリコはキャリスにまでコードブレイカーを決めてしまいました。
この後キャリスは首にネックブレースを装着され、担架で運ばれていきました。キャリスがジェリコにコードブレイカーを決められる前に、実はキャリスの肋骨にはヒビが入っていた状態だったそうです。
事件は第5試合のCHAOS vs. 鈴木軍の8人タッグマッチで起こりました。この日鈴木軍が先に入場しましたが、鈴木みのるは英語実況のブースの所まで行って脅すようにすると、キャリスは鈴木から逃げようとしました。不幸だったのがキャリスが逃げようとした時、いつものように水を吹き出しながら徘徊していランス・アーチャーが目の前に来てしまったので、それでキャリスは鉄柵を乗り越えようとしました。実はこれが鉄柵では無く軽いプラスチックの柵だったので、勢いよくそれを乗り越えようとしたキャリスはプラスチックの柵が簡単に倒れてしまい床に激突してしまいました。そこで肋骨を強打していたそうです。
▼柵を乗り越えようとするキャリス
キャリスは次の試合には実況席に戻ってきました。実は逃げていた間にキャリスはケニーとジェリコと会っていたそうです。キャリスはケニー vs. ジェリコ戦を実現させる為に、ケニーとジェリコ、そしてジェリコと新日本プロレスとの交渉の橋渡し役をしていました。(※ケニーとジェリコ、そしてキャリスは同じカナダ・ウィニペグ出身という事で繋がっています。)
という事でその時には色々としなければならない事があったのでしょう。先に何かが起こっては大問題となってしまいます。
キャリスはその後ネックブレースをして車椅子に乗っていた所を福岡空港で目撃されていたそうです。さらに翌日にはケニーとジェリコの記者会見の会場にもいましたが、その時もネックブレースをしていました。ジェリコのコードブレイカーで本当に首を負傷してしまったかは不明ですが、肋骨にヒビが入っていたのは本当のことだそうです。
なのでキャリスは肋骨にヒビが入っていた状態で、コードブレイカーを受けていたという事です。
▼ケニーを守ろうとするキャリス
次にキャリスが英語解説を担当するのは、来年1月4日(木)のレッスルキングダム12 in 東京ドームとなっています。
※参考:12.11福岡 ワールドタッグリーグ2017 試合結果
(情報:Wrestling Observer)