AEW関連のあれこれをまとめました。長いので2分割となっています。まずは前編。
Wrestling Observer 2019.1.10
■オール・エリート・レスリング関連まとめ
AEWはシャヒド&トニー・カーン親子の出資により設立しました。父シャヒドの純資産は76億ドル(約8,250億円)だそうです。WWEのビンス・マクマホンでも昨年4月の段階で約17億ドル、そしてWWEの株価もその時から倍以上となっているので現在31億ドル(約3,360億円)らしいです。
AEWはカーン親子がオーナーの団体です。副社長となったコーディ・ローデス&ヤングバックスも3年+オプションの計5年で契約しているそうです。そして社長は息子のトニー・カーン、WWEでいうビンスのポジションです。クリエイティブ面のトップでもあるのだとか。その代わりコーディ&ヤングバックスは選手として集中できる事になります。しかしオフィス作業もあるようですが。マット・ジャクソンの妻デイナ・マッシーもAEWと契約しています。デイナは商品部門担当になるとのこと。またPro Wrestling Teesの社長ライアン・バーカンも商品部門に関わるとか。また事業開発のトップにクリス・ハリントン氏が起用されています。あとブランド責任者となったブランディ・ローデスも同様。
コーディ&ヤングバックスの契約は独占契約であり、米国外であっても他団体に出場する事は出来ません。ただし提携団体なら出場は可能となります。その他にはハングマン・ペイジ、クリストファー・ダニエルズ、フランキー・カザリアン、スコーピオ・スカイ、ブリット・ベイカー、そしてクリス・ジェリコもAEWと契約しています。ジェリコの契約は3年、しかしジェリコの場合は。特別にジェリコ・クルーズと新日本プロレス出場が許されているようです。おそらくジェリコ・クルーズにはAEWの選手が登場する可能性があります。
ジェリコは昨年末WWEと交渉していたそうです。結果的にAEWと3年契約を結びました。この3年間はジェリコはWWEに出場する事は出来ません。しかし結果WWEのオファーより、良い条件を選んだようです。
また1月8日のAEW決起集会にインディレスラーのMJFとジョーイ・ジャネーラ&ペネロペ・フォードが登場しました。3人の契約期間は2年ですが、独占契約では無いために引き続き他団体に出場することができます。ちなみに決起集会にはファンが約1,000人以上が集まったとか。ファンのために用意したタオル1,000枚が全て無くなってしまったそうです。(※HBOがその様子を撮影していたが、単なる取材で契約等の話は無い。)
あとビリー・ガンとBJホイットマーも試合のプロデューサーとして契約しています。ダニエルズもプロデューサーとしての役割も担当するそうです。
AEWは女子レスラーを確保するために日本の女子レスラーにコンタクトを取っていたそうです。その中の1人がアジャ・コングだそうですが、契約には至らなかったようです。女子プロ団体スターダムともコンタクトを取っていたが、スターダムはROHと提携中です。(※すでに4月6日のMSG大会の出場が予定されているらしい。)
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※参考:飯伏幸太の今後はどうなる?、ジ・エリートの1.5後楽園ホール欠場が決まったのは?、ワールド会員数、他
※参考:クリス・ジェリコがAEW行きを決めた理由、ゴールドバーグと交渉、TV局と交渉、他
(情報:Wrestling Observer)
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新日本プロレスがケニーの心境を知ったのは東スポの記事なのかな? 1.5後楽園ホールにジ・エリートを出さないと決まったのは数日〜1週間前のことだったらしいけど。