バレットクラブの新メンバーとなったアダム･コールは、ジュニアかヘビーか？そして柴田のROH参戦は起こるのか？ROHはCMLLとの関係構築を考えているそうです。
Wrestling Observer 2016.6.1
■ROHがCMLLとの関係構築に動く
（ROH Trying to Relationship with CMLL)
5月8日(日)イリノイ州シカゴ･リッジで行われた新日本プロレス&ROHの合同興行 “GLOBAL WARS 2016 PPV” で、アダム･コールがバレットクラブの新メンバーとして加入した事が明らかになりました。コールはその後ネットラジオの “Busted Open” に出演し、今年の夏の後半には新日本プロレスに参戦すると話していました。
しかしROHの公式サイトではコールは180cm、95kgと紹介されている為、コールは新日本プロレスにJr.ヘビー級としてなのか、ヘビー級として参加するのかは不明でした。レスリング･オブザーバーによると、コールはがどうやらヘビー級として新日本プロレスに参戦する事になるようです。
インタビューでコールは、ROHではヘビー級のつもりでやっていたので、新日本プロレスでもヘビー級として挑戦したいとも語っていました。
またROHは、CMLLとの関係強化に努めているとの話もあり、7月16日(日)に開催を予定しているROHアフターショックTV収録大会に、CMLLのスター選手を出場させる為に現在CMLLと交渉しているとのこと。しかし、まだCMLLとROHの提携(?)に関しては、まだ交渉中だそうです。
ROHがCMLLとの関係を構築しようとしているのは、新日本プロレスとCMLLの提携関係が既にある事が大きく影響しています。
そしてROHはCMLLだけでなく、新日本プロレスの柴田勝頼を出場させる事に関しても取り組んでいるとのことで、8月19日･20日ラスベガスで開催を予定している “デス･ビフォア･ディスオナーXIV” 大会に出場する事に期待しているそうです。19日(金)はPPVで、20日(土)はTV収録大会となっています。おそらく柴田以外にも新日本プロレスのトップスターの何人かが同大会に出場する事が予想されます。去年の同大会には中邑真輔、オカダ･カズチカ、後藤洋央紀、KUSHIDAが出場していました。
当初ROHは、5月の新日本プロレス&ROHの北米合同ツアーに柴田勝頼の参戦を望んでいたが、柴田に就労ビザの問題が発生してしまったので、実現できなかったとの情報もありました。
おまけ：ムースとロデリック･ストロングの2人は、後数週間でROHとの契約期間が終了してしまうそうです。しかしROHは契約期間中に他の団体と交渉する事は禁止しているので、2人の今後については不明とのこと。しかしWWEがムースに関心がある事はもう知られている事で、しかもWWEはブランド分割によるドラフトでNXTスターの何人かを昇格させると言われているので、新しい選手を必要としている状態にあると思われています。
※参考：バレットクラブ新メンバー、アダム･コールのインタビュー
(情報：Wrestling Observer)
