オカダ・カズチカに敗れて1.5後楽園ホール大会を終えたケニー・オメガ。その後ツイッターでの意味深発言がプロレス界を騒がせているが、そんなオメガは再びインタビューで語っています。
Sports Illustrated 2017.1.4
■ケニー、ツイッターの意味深発言について語る
1月4日(水)レッスルキングダムin東京ドームでオカダ・カズチカに敗れてしまったケニー・オメガ。翌日1月5日(木)の後楽園ホール大会後には休みを取るとの発言も。さらに6日(金)にはツイッターで意味深発言。そんなオメガは再びスポーツ・イラストレーテッドのエクストラ・マスタードのインタビューを受け、ツイッターでの意味深発言やジョン・シナがケニーの画像をアップしたこと、そして今後について話しています。
以下そのハイライトになります。
Q:IWGPヘビー級王座になる為には?
ケニー:ワン・モア・チャンス
Q:オカダに負けてショック?
ケニー:当然だよ。パフォーマーとしてかなり成長したと思ったから、世界にもっとたくさん示したかった。東京ドームのIWGPヘビー級王座戦で勝っていたら、プロレス史に残るかもしれない、素晴らしい年の最高の終わり方だったかもしれないんだから。できれば勝って2017年に突入したかったんだ、でもその運命ではなかった。
Q:オカダを認める気はある?
ケニー:それは辛い質問だね。東京ドームの前だったら簡単にノーと言っていた。でも今は反論できない。もしかしたらオカダは今までで最高の新日本プロレスのチャンピオンかもしれない。自分の方がパフォーマーとしても、アスリートとしても優れている。でもオカダのように自分も会社を背負っていると言う必要がある、それもオカダより自分の方が優れていると。
Q:日本から離れるとツイートしたが?
ケニー:将来のオプションを考えるために離れる事にしたんだ。あの大敗の後にすぐに戻ってくるのは、賢明では無いと思ったんだ。ただリングに上がってがむしゃらにやっているよりも、次はどうやって攻めていこうか自分の計画を考え直す事にしたんだ。
Q:ジョン・シナがインスタグラムにケニーの画像をアップしているが?
ケニー:ジョン・シナは自分が最もリスペクトしているWWE選手のうちの1人。もし最終的にそこに行く事になって、彼のような優秀な選手と試合ができれば、この業界を変えるという自分のミッションには当てはまるだろう。彼に関心を持ってもらって嬉しいが、自分の将来に関してはまだ決めていないんだ。
Q:テーブルに叩きつけられても怪我をしなかった?
ケニー:この感覚は2012年の武道館でやったDDTのメインイベントを思い出した。その時はこんな事は2度としないと思ったよ。だが再び起こった。それはおそらく最悪の光景だっただろうね。とても怖いよ。でも怪我でツアーを休んだりなんて絶対にしません。
Q:ターミネーター入場について
ケニー:去年何回かターミネーターをテーマとした入場をやってました。でも時間と予算、そして試合順の関係で完全なモノはできなかったんだ。でも今年は自分は信用されていたので、会社から全部お金を出してもらいました。そして我々のスタッフ、俳優、プロのカメラマン、AVIREX、そしてゲスト・デザイナー等、たくさんの人に信じられないくらい協力してもらって、自分が思い描いていた入場シーンを作ったんです。
Q:今後に関しては?
ケニー:2017年はデンジャラスなペースを設定してある。これからも自分の能力を信じて前進していくつもりだ。そしてプロレスをみんなとシェアする為にまだまだ頑張るよ。2017年はみんなでもっとこの業界を変えていこう。
自分のツイートに関しては、みんなあまりにも文字どおりに受け取ってるから困惑しているよ。たしかに日本から離れたけど、まだ何も新しい契約にサインしていないんだ。オカダ・カズチカに大敗した後は、無意味な試合に加わって、無駄な時間を過ごしたくは無い。自分が興味あるのはこの業界を変えること。だから慎重に次の事について考えている。
※参考:ケニー・オメガの意味深発言
※参考:ケニーの1.4東京ドーム後のインタビュー
(情報:Sports Illustrated)
内藤哲也も耳たぶが痛いと言ってメキシコに行って、シリーズ全休してたからなぁ……。あとパフォーマーというのはここでは “プロレス選手” という意味で捉えて頂ければ。
バレットクラブのリーダーとしてのケニー・オメガの発言は、WWE的な言い方をすればストーリーラインの一部だと思う。