[ROH] マット・ハーディとジェフ・ハーディがROHと契約:UPDATE

TNAを辞めてWWEに復帰するのではないかとも思われたハーディーズ、しかしROHに現れて契約した事を明らかにしました。二人は本当にROHと契約したのか?


Wrestle Zone 2017.3.5
ハーディーズはWWEに復帰しない
(Hardys Not Returning to WWE)

3月4日(土)ニューヨークで開催されたROHマンハッタン・メイヘムVIにサプライズ登場した、ブロークン・マット・ハーディとブラザー・ニーロ(ジェフ・ハーディ)の2人。リオ・ラッシュ&ジェイ・ホワイト組を倒してROH世界タッグ王座を防衛したばかりのヤングバックスとそのあとすぐに対戦、そして勝利して新ROH世界タッグ王者となってしまいました。
試合後マット・ハーディは “最悪なTNAを辞めたぞ。みんなWWEに行くと思ってたろ。だが俺達はここにいる。ヤングバックスはROH史上最も大きな契約だが、それは俺達が来るまでのことだぞ” と言ってROHと契約した事を明らかにしました。しかし続けてマットは “俺達は来週の15周年記念PPV、翌日のTV収録、そして4月1日のレイクランド大会も出場するぞ” と言ったので、もしかしたらハーディーズの契約は4月1日フロリダ州レイクランドで行われるROHスーパーカード・オブ・オナーXIまでかもしれないとの推測もありました。

しかしレスリング・オブザーバーによると、どうやらハーディーズとROHの契約は4月1日の大会までという短期的なものでは無く、ある程度の長期的な契約なのだそうです。しかし契約期間までは不明とのこと。
そしてハーディーズはWWEと契約する可能性があったので、インディ団体からのブッキングは一時受け付けていなかったそうですが、現在は再び受け付けているそうです。
そしてマットは、TNAに自身のセグメントに関するクリエティブをコントロールできるよう要求していましたが、TNAはそれを拒否しました。どうやらROHはマットの要求を受け入れたようです。という事でハーディーズが近いうちにWWEと契約する事は無いようです。

ハーディーズとWWEは、3月に入って1度会って事前交渉をしていたとの情報もあります。両者に何の問題があったかは現時点では不明ですが、ハーディーズが抱えている問題としては、2015年にダートバイク事故でジェフ・ハーディは足を骨折して、もう一度手術をしなければならなかったのですが、まだジェフは手術をしていないそうです。事故後しばらくジェフは試合をしませんでしたが、2016年1月からニー・ブレースを装着して試合に出場しています。
そして現在のキャラクターと名称の権利をTNAが主張していて、マットは自分達に権利があると反論しています。これが裁判で争われる可能性があれば、WWEは難色を示すと思われます。


※参考:3月4日 ROHニューヨーク大会 試合結果


(情報:Wrestle Zone)


って事は、5月に米国で行われるROH&新日本プロレスの合同興行にも登場する可能性がありますね。