[新日本プロレス] 来年早々にロス道場がオープン、そして春には米国巡業も

7月1日・2日の米国大会を成功させた新日本プロレス、来年にはロス道場をオープンさせ、米国巡業も行う計画だそうです。


東スポ 2017.7.4
来年ロス道場がオープン、春には米国巡業も

現地時間7月1日(土)・2日(日)カリフォルニア州ロサンゼルスで開催された新日本プロレス G1スペシャル in USA。初日はオカダ・カズチカがコーディ・ローデスに勝利しIWGPヘビー級王座の防衛に成功し、2日目は石井智宏との壮絶な試合に勝利したケニー・オメガが初代US王者となりました。
両日ともチケットは発売開始後2時間でソールドアウト、そして初日は米国ケーブルTVのAXSでライブ放送された事もあって、ツイッターのUSトレンドで1位になるなど注目を集めました。

新日本プロレスの木谷高明オーナーは、東スポのインタビューで同大会を “大成功” と評価。また以前木谷オーナーは、アメリカ進出に向けて米国現地法人と道場の設立を明らかにしていましたが、年末にはロセンゼルスに新日本プロレスの事務所を、そして年明けには同じくロサンゼルスに新日本プロレスの道場をオープンさせる予定なのだそうです。

そして米国進出後、カリフォルニアを中心にサーキット(巡業)を行うと話していましたが、来年の3月〜4月に試しに行う事も考えているようです。
木谷オーナーは前々から、ローカライズしたうえで米国でのテリトリー制復活を検討していました。その計画が来年から実施される事になりそうですが、米国でのテリトリー制はかつてWWEが米国のTV放送枠を買収してスター選手を多く排出した事ですでに崩壊しています。観客の多くは地元のスター選手より、TVスターの方を観たいと思うようになったからだそうです。そして当時とは違って、インターネットが普及し世界はより小さくなっています。
さらにローカライズして米国人3/4と日本人を1/4の組み合わせを考えているとも明らかにしていましたが、インディスターを集めても集客の難しい米国で、新日本プロレスの戦略は成功するのか?
NXTも基本的にフロリダを中心にハウスショーを行なっていますが、100人〜300人程度の観客動員も少なくありません。(※NXTは人気選手中心のショーもあれば、そうでないショーもあるので観客動員だけを見ても意味があまり無いが。逆に都市部でのハウスショーでは1,000〜2,000人程度入る事もある。)
ただNXTはWWEのPPV前日に行うNXTテイクオーバーでは、1万人程度の観客動員数もあります。


※参考:新日本プロレスのアメリカ進出計画をレスリング・オブザーバーが斬る


(情報:東スポ)