[新日本プロレス] 内藤哲也がファミレスに集合する理由、そして権利証防衛戦のプランを明かす

いつも東スポの記者をファミレスに呼び出す内藤哲也、なぜ内藤はファミレスが好きなのか? そして権利証の防衛戦の相手を石井智宏の1人しか指名しなかった内藤、その真意は?


東スポ 2017.8.15
内藤のファミレス好き、そして権利証防衛戦プラン

8月13日(日)両国国技館で行われたG1優勝決定戦で、内藤哲也がケニー・オメガに勝利し、2度目のG1制覇を成し遂げました。
ですがそんな内藤はG1期間中にも対戦した飯伏幸太に対する思いや、G1出場選手に関する提言等を東スポの記者に対し話していました。
内藤が東スポの記者に話しをする時は、大抵ファミレスに呼び出して行なっていましたが、なぜ内藤はそんなにファミレスにこだわるのか? G1終了後内藤は東スポに手記を送りその理由が明らかになりました。
内藤がまだプロレスファンの1人だった頃、ファミレスで仲間とプロレスについて色々と話していたそうです。内藤はその時の気持ちを忘れたくなかったので、いつもファミレスに集合しているとのこと。

また内藤がG1を優勝した13日の両国大会に、内藤のお母さんも会場で観戦していたそうです。実は内藤のお母さんが観戦したのは数年ぶりの事だったとのこと。前回内藤が優勝した2013年のG1の時、その後ファン投票により内藤の1.4東京ドームのメインイベントでのIWGPヘビー級王座挑戦は実質セミに降格し、中邑真輔vs.棚橋弘至のIC王座戦がメインイベントとなりました。その期間で内藤へのブーイングも始まる事になるのですが、それまで都内の大会には頻繁に訪れていた母親が、その時期から次第に会場に来なくなってしまったのだそうです。
そして今回の優勝で1番嬉しかったのは、久しぶりに母親が会場に来たいと言ってくれた事だとも。

一方G1優勝後の一夜明け会見で、1.4東京ドームでIWGPヘビー級王座に挑戦できる権利証を手にした内藤は、権利証の防衛戦の相手として2連敗中の石井智宏を指名しました。そして後は名乗り出て来て欲しいと話した内藤ですが、内藤の真意としては権利証の防衛戦は1回だけでいいのではないかという事だそうです。
もし防衛戦で内藤が敗れた場合、その勝者が次の防衛戦で敗れるような事があれば、東京ドームでIWGPヘビー級王座に挑戦する説得力が欠けるというのがその理由。
ただし名乗り出てくる選手がいれば、それは尊重して再検討するそうです。最近では権利証の防衛戦は1.4東京ドームまでに2回行われているが、石井戦が終了した後に新たな挑戦者が名乗り出るのか? それとも内藤の主張通りに1回で防衛戦は終わってしまうのか? 過去権利証の防衛戦で敗れてしまった選手はいませんが、可能性としては内藤が敗れる事だってあり得ます。
もしくは新日本プロレスが内藤の主張をまたもや無視して、新たな挑戦者を用意するのか?

権利証の防衛戦は、最近では9月のディストラクション・シリーズ、そして10月のキング・オブ・プロレスリングで行われています。特に10月のキング・オブ・プロレスリングは両国国技館で行われる為に、権利証の防衛戦を行わないという事は無さそうですが……。


※参考:内藤哲也のG1一夜明け会見


(情報:東スポ)